無事、生活保護受給となりました。ひと安心!暮らしはどんな感じですか?
2022.03.30
生活保護は、
- 生活扶助
- 住宅扶助
- 医療扶助
など8種類からなっています。
ざっくりいうと家賃+生活費で、
単身者だと10万~13万円くらいです。
医療費は無料
市民税、健康保険、年金も受給中は支払わなくても大丈夫です(年金は手続が必要となる)。
受給額は地域によっても世帯人数や年代によっても違います。
住まい
体験談①
今は市営住宅に住んでる。住宅扶助の範囲で借りられるとなるとセキュリティもしっかりした物件は難しい場合もあるよね。市営は造りもしっかりしている。
団地なので組合会の付き合いの煩わしさはあるけどね。
体験談②
家がない状態からだったから、単身施設を出てから家探し。
今は賃貸に住んでる。
引っ越し費用は生活保護費で出る。家探しも不動産屋によっては生活保護受給者とわかると渋い反応の場合もあるし、逆に家賃未払いの可能性が少ないから歓迎!て感じのとこも。
住宅扶助には共益費は含まれないので生活費の中から出すことに。なので大家さんと交渉して家賃に共益費を入れて住宅扶助の範囲内でおさまるようにしてもらったよ。
生活家電も毎月の保護費と別に出るので今探し中だけど中々ケースワーカーと連絡取れなくてまだ買えてない。
医療
体験談①
医療費が無料なのはほんと助かっている。受給してからわかったけど、セックスワークしてた頃って、それは私の働き方だけど、シフトもお客さんに合わせたりお客さんの話に合わせるために話題に出たことをしてみたりで時間をあまり自分のケアとかに使ってこれなかった。歯医者も中々行けてなかった。そういう事を優先できるのは助かっている。
体験談②
私も医療が無料なので婦人科の病気の治療や入院も賄えた。私は障害者手帳もあるし自立支援医療(精神科の通院費用が減免される制度で、生活保護を受給していると無料になる)も併用している。
以前はワーカーホリックな時もあって自分の状況を考えるのが難しかった。客観的にはもうまずい状態でも自分ではまずくないと思ってしまいがちで。だから生活保護を受けてから病気がわかってよかったと思う。今は病気の治療を最優先に考えたい。
医療~求む!改善~
意見①
歯医者については、医療扶助の範囲内だと必要最低限なので選べる範囲が少ないなあとも思った。私はトランスジェンダーなのでホルモン治療も保険適応外なものは厳しいね。
意見②
婦人科のピルは保険適応外の処方だと高くて。今は海外通販で買ってる。でもピル服用は医師による経過診察も大事。ピルも用途に限らず保険適応になってほしいな。
(ピルは使用目的によっては保険適応の場合もあり)
医療券申請で医療券を使える病院を探す冊子がPDFになったら病院情報に当たるのもラクになるのにな。
医療ワンポイントアドバイス
生活保護受給中に病院にかかるには、基本的には福祉事務所で医療扶助から受診可能な病院を冊子で選んで医療券を申請します。
医療扶助でメガネや外反母趾治療サポーターなど治療に必要なものは賄えます。